ロストワックス法とは:

ワックス(ろう)を使って原型を作り、埋没材による鋳型で鋳造する方法。  

素材のワックスを溶かしたり、削りとったり、穴をあけたり。 熱を加えることにより様々に形をかえたり、曲線をつけたりと平面デザインでの想像を超えた作業が原型を創りだします。 リングやブローチ、ペンダントの形の出来上がりです。

完成した原型の周りを埋没材で固め、焼成します。 徐々に温度を上げ3時間弱、最後は700度を超える温度での焼成ですからワックスはなくなり、原型の空間だけが埋没材の中に残ります。 鋳型の出来上がりです。

鋳型の中に使う地金(シルバーや金など)を溶かしながら遠心鋳造機にかけます。

その後、埋没材を壊して鋳造されたジュエリーを取り出します。ヤスリで形を整え、他のパーツをろう付けしたり、金具を付けたりした後、ひたすらひたすら磨き仕上げます。

以上、簡単に説明いたしましたが作家の労力と根気は想像を絶するものがあります。

最後に、ロストワックス法に於いては、原型は燃えてなくなり、鋳型は壊されてしまいますので基本的に作品は世界にひとつしかありません。